転職回数が多いのは不利にはならない。職歴を強みに変える秘策

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転職回数が多いのは不利にはならない

転職回数が多いと、どうしても再転職活動をする際に不利になってしまうのではないかと不安に感じる方もいらっしゃると思います。

確かに転職回数が多いと「1つの仕事を長く続けられない人」と見られ、書類選考で落とされることが続くこともあります。しかし、転職回数は強みにすることも可能です。

今回は、転職回数が多くても不利にならない!職歴をポジティブにアピールする方法をご紹介します。

 

転職回数が多い人って? 年代別 転職回数の平均は

転職回数の平均

転職回数は何回から多くなるのでしょうか。年代別に転職回数の平均を見てみましょう。

リクナビNEXTの調査によると、年代別の転職回数の平均は以下の通りです。

年代 転職回数
20代 約0.3回
30代 約1回
40代 約1.4回
50代 約1.6回

20代では約80%の「転職経験なし」の割合は、30代になると50%まで下がります。つまり、30代の2人に1人が転職を経験します。

50代で一度も転職したことのない人は30%です。今では転職することがキャリア形成においても一般的になってきていると言えるでしょう。

転職回数の数え方

転職回数は在籍した企業の数−1で数えることができます。在籍期間が短い企業も、ごまかさずに数えるようにしましょう。

20代の転職回数 多い人は

20代では約80%が「転職の経験がない」とリクナビNEXTの調査に答えています。

転職回数が2回を超えると、採用担当者に「転職回数が多い」という印象を与える可能性があります。

特に若い社会人に対して「3年は同じ仕事を頑張るべきだ」と考える傾向にあるので、転職回数が2回〜3回の人に対して「忍耐力がないのでは」と懸念してしまうことが考えられます。

30代の転職回数 5回以上で多いとみなされる

30代後半で転職回数が5回以上になると「転職回数が多い」とみなされます。

しかし、リクナビNEXTの調査によると、実際には「転職回数が4回を超えている候補者を採用したことがある」採用担当者が全体の約60%だったとのことです。

つまり、転職回数が4回・5回となると「多い」印象を与えるものの、転職が不可能になるわけではないということです。

40代の転職回数 多い人は6回以上も

40代では転職を6回以上経験したことがある人も出てきます。さすがに、6回以上となると転職回数の多さは否定できません。

「転職したものの満足できず、また転職を繰り返す」人をジョブホッパーと呼びます。転職回数が6回以上になるとジョブホッパーだと見なされてしまいがちです。

「転職が多い」企業が気にする回数は

「転職回数が多い」と企業が気にする回数は年代によって違います。

転職回数は20代〜30代前半なら3回、30代後半〜40代は5回になると「多い」というマイナス印象を持つ可能性が高いと言えるでしょう。

リクナビNEXTの調査では「転職回数が3回を超えると気になる」と答えた採用担当者が全体の40%だったということです。

あくまで目安ですが、自分の転職回数が多いのかどうかを客観的に判断するための参考にしてください。

 

転職回数が多いと採用に不利になる理由

転職回数が多いと採用に不利になる

転職回数が多いと採用が不利になることがあります。

応募者の転職回数が多いだけで書類を不通過にするにする企業もめずらしくありません。

その理由には以下の3つが考えられます。

今の職場の不満
  • 採用後、長続きするか心配
  • スキルが分かりにくい
  • 人間性に問題があるのでは
それぞれの理由について、企業の懸念点を以下で説明します。

採用後、長続きするか心配

転職回数が多いと、1社あたりの在籍期間が短くなります。

「1つの仕事を長く続けられないのでは」「同じ仕事だと飽きてしまう人なのか」と企業の採用担当者は考え、採用しても長続きするかを心配します。

特に正社員採用だと、1人あたりに多大なコストをかけることになります。簡単に辞められてしまうと企業は赤字になってしまうので、企業にとって「長続きするのかどうか」は非常に重要なポイントとなります。

スキルが分かりにくい

さまざまな仕事を経験していると、広く知識がつく一方で「スペシャリスト」としての専門性がつきません。

そのため、職歴を見ただけでは「どんなスキルがあるのか」ということがわかりにくくなります。

特に業界を転々としていたり、さまざまな職種を経験している場合には企業にとって特化したスキルがないように見えてしまいます。

人間性に問題があるのでは

日系企業ではまだまだ「1つの会社で長く働くのがよい」との考えが強く浸透しています。

そのため、転職を繰り返していると人間性を疑われることがあるのも事実です。

採用担当者は、転職を繰り返している候補者を見ると「将来のことを考えず、キャリアプランもないのだろう」「人間関係を築くのが下手なのかもしれない」「社会に適応できない人なのではないか」などさまざまな疑念を持ってしまいます。

 

転職回数が多いことをマイナス評価にしないために

転職回数が多いことをマイナス評価にしない

転職回数が多いことは上記で説明したようにマイナス評価されがちです。

しかし、書類の書き方や面接での話し方次第では転職回数を強みにすることもできます。

続いては、転職回数を強みにするためのポイントについて解説します。

重要なのは転職回数より「在籍期間」と「転職理由」

転職回数自体は実は重要ではありません。それよりも、「在籍期間」や「転職理由」を企業は気にします。

まずは1社あたりの在籍期間と転職理由を整理しましょう。面接に進むことができれば、この2つは必ず聞かれます。

家族の都合や企業側による理由によって転職せざるをえなくなった場合は、その旨を正直に伝えましょう。

他にも「約束していたポジションと違った」「給料が条件通り支払われなかった」などは転職理由として納得できます。

一方、「上司とあわなかった」「仕事がつまらなかった」など「自分のせい」とも捉えられる転職理由の場合は「その旨を反省して、今後は十分気をつけていきたい」と思っていることを示すとよいでしょう。

謙虚さと反省をアピールすることが大切です。

転職理由はキチンと説明できることが最重要

転職理由は1社ごとに説得力のある内容を説明できるようにしておきましょう。面接において最も大切なことの1つです。

面接官が納得できる理由を話すことができなければ、「またすぐに辞めてしまうのでは」と思われてしまいます。

転職理由はそれぞれの在籍企業で違うかもしれませんが、「キャリアアップのため」など一貫した理由があればプラスに聞こえます。

逆に、毎回異なる理由で転職していると「一貫性がない」「あとさき考えずに判断してしまう人間なのかもしれない」と捉えられてしまう可能性もあります。

在籍期間が短い場合は

在籍期間が短い場合は、自分から触れる必要はありません。面接官が聞いてきた場合のみ転職理由や仕事内容などを答えるようにしましょう。

ただし、なぜ在籍期間が短くなってしまったのかということに対しては正当な理由が必要です。

面接で聞かれても大丈夫なように、在籍期間の短さに関しては説明できるようにしておきましょう。

自身のスキルを正しく把握する

「スキルの棚卸し」をしましょう。自分自身のスキルを正しく把握することが大切です。

転職を経てどんなスキルを身につけたのか、どんな専門性があるのかということを面接で正しく伝えるためです。

「どんな環境でもコミュニケーションをとって人間関係を築く力」や「状況から推測する力」など、いろんな仕事をこなしたからこそ身につけることができたスキルがあるはずです。

自己成長・ステップアップのための転職であったことをアピールしよう

転職を繰り返していると、「気に入らないことがあるとすぐ転職してしまうのかも」と思われがちです。

マイナスイメージを払拭するために、成長するため・ステップアップのための転職であったことを強調しましょう。

「どうしてもやりたいことや達成したい目標があったが、その会社ではできなかった」「目標達成のために、会社を変えながら1つずつ達成している最中」など、前向きな理由が必要不可欠です。

転職回数の多さは経験が豊富な証し

転職回数の多さはその分経験が豊富だとも言えます。

1つの会社で同じ仕事しかしてこなかった人よりも、いろいろな会社でさまざまな経験をしてきたからこそ、幅広い知見を持っていると考えることもできます。

転職回数が多いからこそ、得たものがあるはずです。

そのことに気づいて正しくアピールすれば、転職回数の多さを弱みではなく強みとして捉えてもらうことができます。

 

採用を勝ち取る!転職回数が多い人の転職活動のコツ

転職回数の平均

とは言え、転職回数が多いと書類選考で落とされてしまい、面接に進めないことがあるのも事実です。

続いては、採用を勝ち取るため、転職回数が多い人のための転職活動のコツについてお伝えします。

書類の書き方・面接の答え方など、下記のことについて意識することで通過率を上げることができるでしょう。

ぜひ参考にしてください。

転職回数が多い人の履歴書・職務経歴書の書き方

転職回数が多い人は、履歴書には「入社」と「職務内容」のみを記載しましょう。

1つの会社につき2行使えば十分です。転職回数が少ないなら「入社」「会社概要」「職務内容」「退職理由」「退職」を書くと丁寧ですが、転職回数が多い場合はそこまで詳しく書く必要はありません。

しかし、たとえ在籍期間が短い会社でも省くことなく記載するようにしましょう。

空白期間があると必ず面接で聞かれます。結局話すことになるので、隠さずに最初から書いておいた方がよいでしょう。

具体的な実績やスキルを記載しよう

履歴書には「職務内容」を記載すると前述しましたが、もしスペースに余裕があれば具体的な実績やスキルも一緒に記載してください。

履歴書なので、詳しく書く必要はありません。簡潔に、一目でわかる書き方にしておきましょう。

そうすることで、面接官としてもスキルや実績をすばやく把握することができます。

履歴書に入りきらない職歴は職務経歴書を活用して

一方、職務経歴書は履歴書と違って字数に制限がありません。

履歴書で省略した「会社概要」「退職理由」なども含め、それぞれの会社の詳しい職務内容や身につけたスキルを詳しく書きましょう。

どれだけ実績を上げたのかということも数字で客観的に示すことができるとわかりやすくなります。

たとえ在籍期間が短い会社があっても、そこできちんとスキルを身につけ、実績をあげたことがわかればプラス評価につながります。

時系列ではなく職務内容別に書くと◎

職務経歴書は、時系列で書く必要はありません。特に転職で業界や職種が何度か変わっている場合は、職務内容別に書くとわかりやすいことがあります。

職務内容が混在していると、面接官が書類を読みながら混乱してしまいます。そのため、「どうすれば自分のスキルや実績が伝わりやすいか」を念頭に職務経歴書を作成してみてください。

面接では「ポジティブ」な答えを

面接ではとにかく、「ポジティブ」な答えを心がけましょう。

「なぜこの在籍期間が短いのか」「なぜこんなに転職を繰り返すのか」など、答えにくい質問がくることを想定してあらかじめ返答を考えておくことが大切です。

また、マイナスな発言を引き出そうとするような質問を投げられることがありますが、その手に乗る必要はありません。何を聞かれても、前向きな発言を投げ返しましょう。

今度こそは長く働きたいことをアピールしよう

最も大切なのが、「今度こそは長く働きたい」と強く訴えることです。「退職まで勤めたい」と言ってしまってもよいかもしれません。

「転職を繰り返していたけど、これからは御社だけに貢献し続けたい」と強くアピールすれば、その熱意が面接官に伝わります。

内定に直結するとも言えるので、「長く働く」アピールをしっかりとしましょう。

 

転職回数が多いのは不利?職歴を強みに変える秘策 まとめ

転職回数が多いと一般的に不利だと言われていますが、経験の豊富さをアピールすることで強みにすることもできます。

具体的な実績や経験、身につけたスキルを具体的に把握しておきましょう。

また、企業は「転職回数」自体よりも「在籍期間」と「転職理由」を重要視します。採用担当者を納得させることができる前向きな転職理由が必要です。

転職回数が多いなら、事前にしっかりと準備をしてから面接に挑むようにしてください。

 

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